• "営農拠点施設"(/)
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  1. 陸前高田市議会 2018-02-21
    02月21日-01号


    取得元: 陸前高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    平成30年  第1回 定例会        平成30年第1回陸前高田市議会定例会会議録議事日程第1号            平成30年2月21日(水曜日)午前10時開議日程第1         会期決定                              日程第2         会議録署名議員の指名                        日程第3         例月出納検査及び定期監査の結果報告                 日程第4         市長の施政方針演述                         日程第5         教育長の教育行政方針演述                      日程第6  報告第1号  小友地区コミュニティセンター建設工事変更請負契約に関する専決処分の             報告について                            日程第7  報告第2号  要谷漁港海岸災害復旧福伏地区防潮堤)工事の変更請負契約に関する専決             処分の報告について                         日程第8  報告第3号  損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告について       日程第9  議案第1号  人権擁護委員の候補者の推薦について                 日程第10  議案第2号  市道路線の廃止について                       日程第11  議案第3号  市道路線の認定について                       日程第12  議案第4号  字の区域の変更について                       日程第13  議案第5号  岩手県市町村総合事務組合における共同処理する事務の変更及び岩手県市町             村総合事務組合規約の一部変更の協議について             日程第14  議案第6号  岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議について          日程第15  議案第8号  陸前高田市保健福祉総合センター建設工事請負契約締結について    日程第16  議案第9号  今泉保育所再建整備事業建築工事請負契約締結について        日程第17  議案第10号  財産の取得について                         日程第18  議案第11号  財産の処分について                         日程第19  議案第12号  訴え提起前の和解の申立てについて                  日程第20  議案第7号  陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結について   日程第21  議案第13号  陸前高田市営農拠点施設の指定管理者の指定について          日程第22  議案第14号  陸前高田市市営住宅の指定管理者の指定について            日程第23  議案第15号  平成29年度陸前高田市一般会計補正予算(第6号)           日程第24  議案第16号  平成29年度陸前高田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)      日程第25  議案第17号  平成29年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   日程第26  議案第18号  平成29年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   日程第27  議案第19号  平成29年度陸前高田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)     日程第28  議案第20号  平成29年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)    日程第29  議案第21号  平成29年度陸前高田市介護保険特別会計補正予算(第4号)       日程第30  議案第22号  平成29年度陸前高田市水道事業会計補正予算(第3号)         日程第31  議案第23号  陸前高田市コミュニティセンター条例及び陸前高田市公民館条例の一部を改             正する条例                             日程第32  議案第24号  陸前高田市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例   日程第33  議案第25号  陸前高田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例      日程第34  議案第26号  陸前高田市国民健康保険条例の一部を改正する条例           日程第35  議案第27号  陸前高田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基             準を定める条例の一部を改正する条例                 日程第36  議案第28号  陸前高田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並             びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援             の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例         日程第37  議案第29号  陸前高田市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条             例の一部を改正する条例                       日程第38  議案第30号  陸前高田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支             援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例             の一部を改正する条例                        日程第39  議案第31号  陸前高田市介護保険条例の一部を改正する条例             日程第40  議案第32号  陸前高田市防災会議条例の一部を改正する条例             日程第41  議案第33号  陸前高田市国民保護協議会条例の一部を改正する条例          日程第42  議案第34号  陸前高田市消防法等の事務に係る手数料条例の一部を改正する条例    日程第43  議案第35号  陸前高田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定め             る条例                               日程第44  議案第36号  陸前高田市漁具保管施設条例                     日程第45  議案第37号  陸前高田市景観条例                         日程第46  議案第38号  平成30年度陸前高田市一般会計予算                  日程第47  議案第39号  平成30年度陸前高田市下水道事業特別会計予算             日程第48  議案第40号  平成30年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計予算          日程第49  議案第41号  平成30年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計予算          日程第50  議案第42号  平成30年度陸前高田市国民健康保険特別会計予算            日程第51  議案第43号  平成30年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計予算           日程第52  議案第44号  平成30年度陸前高田市介護保険特別会計予算              日程第53  議案第45号  平成30年度陸前高田市水道事業会計予算                 本日の会議に付した事件   ~議事日程第1号に同じ~出 席 議 員(17人)  議 長  伊 藤 明 彦 君          副議長  及 川 修 一 君  1 番  三 井 俊 介 君          2 番  畠 山 恵美子 君  3 番  中 野 貴 徳 君          4 番  蒲 生   哲 君  5 番  丹 野 紀 雄 君          6 番  伊 勢   純 君  7 番  鵜 浦 昌 也 君          8 番  菅 野   定 君  9 番  佐々木 一 義 君          10番  大 坂   俊 君  11番  菅 原   悟 君          12番  大 坪 涼 子 君  14番  福 田 利 喜 君          15番  藤 倉 泰 治 君  16番  菅 野   稔 君欠 席 議 員(なし)説明のため出席した者  市     長  戸 羽   太 君      副  市  長  岡 本 雅 之 君  教  育  長  金   賢 治 君      監 査 委 員  伊 藤 恒 雄 君  企 画 理 事  菊 池 満 夫 君      理     事  須 賀 佐重喜 君                          (兼総務部長)  企 画 部 長  村 上 幸 司 君      総 務 部 次 長  佐 藤 伯 一 君 (兼商工観光課長)                (兼財政課長)  民 生 部 長  菅 野 利 尚 君      農 林 水産部長  千 葉 徳 次 君  (兼保健課長)                 (兼農林課長)  建 設 部 長  阿 部   勝 君      復 興 局 長  熊 谷 正 文 君 (兼都市計画課長)               (兼市街地整備課長)  防 災 局 長  堺   伸 也 君      消  防  長  平   立 身 君  (兼防災課長)  教 育 次 長  戸 羽 良 一 君      企 画 政策課長  村 上 知 幸 君 (兼生涯学習課長)   ま ち づ く り  熊 谷 重 昭 君      総 務 課 長  伊 藤 芳 光 君  戦 略 室 長                (兼選管事務局長)  税 務 課 長  千 葉 恭 一 君      地 域 福祉課長  細 谷 勇 次 君  子ども子育て課長 千 葉   達 君      市 民 課 長  伊 藤 真 基 君  水 産 課 長  菅 野 泰 浩 君      建 設 課 長  菅 野   誠 君                          兼 幹 線 道 路                          対 策 室 長  復 興 推進課長  村 上 弘 人 君      水 道 事業所長  熊 谷 完 士 君 (兼被災者支援室長)  会 計 管 理 者  高 橋 良 明 君      学 校 教育課長  熊 谷 健 司 君  (兼会計課長)  学校教育課主幹  大和田 浩 之 君      教育施設整備室長 中 山 雅 之 君  監査委員事務局長 岩 崎 利 行 君      農 委 事務局長  大和田   正 君  消 防 次 長  村 上 信 幸 君  (兼消防署長)職務のため出席した議会事務局の職員  事 務 局 長  佐 藤 由 也        局 長 補 佐  菅 野   洋  主     任  佐々木 真 理    午前10時00分 開   会 ○議長(伊藤明彦君) これより平成30年第1回陸前高田市議会定例会を開会いたします。  出席議員は全員であります。 ○議長(伊藤明彦君) 直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(伊藤明彦君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  報告事項は、あらかじめお手元に配付いたしました議長事務報告のとおりであります。  なお、事務局長をして概要の説明をいたさせます。事務局長。 ◎事務局長(佐藤由也) 命によりまして、平成29年第4回定例会閉会日の翌日であります平成29年12月13日以降の議長事務、諸般の事項につきまして、概要を御説明いたします。  まず、議案の受理についてでありますが、今期定例会に市長から報告3件及び議案45件が提出され、これを受理しております。  次に、監査委員からの報告についてでありますが、平成29年12月及び平成30年1月執行の例月出納検査の結果並びに平成29年10月及び11月実施の定期監査の結果について、それぞれ報告がありました。  次に、諸会議、要望等についてでありますが、昨年12月20日には総務常任委員会議会運営委員会を開催し、26日には岩手県沿岸都市議会連絡会議による岩手県知事に対する要望活動が盛岡市において行われ、議長が出席しております。  ことしに入り、1月9日には埼玉県秩父市議会による議員研修会が秩父市において開催され、議長が講師として出席しております。  同日に広報小委員会を開催し、15日には岩手・宮城県際市町議会議長会と岩手・宮城県際選出県議会議員との懇談会が大船渡市において開催され、議長及び副議長が出席しております。  同日に広報小委員会を開催し、18日には平成29年度岩手県市議会議長会第2回定期総会が本市において開催され、議長及び副議長が出席しております。  22日には全員協議会、市政調査会理事会産業建設常任委員会を開催し、30日には岩手県沿岸都市議会連絡会議研修会が釜石市において開催され、議長及び副議長が出席しております。  同日に広報小委員会を開催し、裏面をごらん願います。  2月1日には全国広域連携市議会協議会総会が東京都において開催され、議長が出席しております。  8日には一関市議会・気仙沼市議会・陸前高田市議会議員交流会が気仙沼市において開催され、議長、副議長ほか議員15人が出席しております。  16日には議会運営委員会を開催しております。  次に、その他についてでありますが、昨年12月13日から15日には産業建設常任委員会が静岡県富士市、浜松市において、ことしに入り1月11日から12日には議会運営委員会が東京都東村山市において、23日から26日には総務常任委員会が沖縄県那覇市、糸満市において行政視察を実施しております。  23日には高知市議会南海地震等災害対策調査特別委員会一行15人が表敬訪問のため来室し、2月1日から2日にはICT小委員会が東京都において行政視察を実施し、5日には山形県高畠町議会の議長、副議長及び議会運営委員会一行6人が行政視察に来市しております。  以上であります。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって諸般の報告を終わります。 ○議長(伊藤明彦君) これより議事に入ります。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付いたしました議事日程第1号によります。 △日程第1 会期決定 ○議長(伊藤明彦君) 日程第1、会期決定を議題といたします。  本件に関し、議会運営委員会からの報告を求めます。議会運営委員会委員長、福田利喜君。 (議会運営委員会委員長 福田利喜君登壇) ◎議会運営委員会委員長(福田利喜君) 議会運営委員会からの報告をいたします。  今期定例会の運営につきまして、去る2月16日、本委員会を招集し、協議いたしましたので、その概要を報告いたします。  今期定例会で審議いたします案件は、市長提出の報告3件及び議案45件であります。  一般質問は、2人の議員から通告が、8人の議員から予告がなされております。  したがいまして、会議の進め方でありますが、第1日目の本日は、ただいま議題となっております会期の決定から会議録署名議員の指名、市長の施政方針演述、教育長の教育行政方針演述を行った後、報告第1号から報告第3号までの専決処分に係る報告3件をそれぞれ議題とし、提案理由の説明を受け、質疑を行います。  次に、議案第1号の人事案件1件を議題とし、提案理由の説明を受け、休憩を挟まず質疑の後、議事の順序を省略し、審議、表決いたします。  次に、議案第2号及び議案第3号の執行前提案2件を一括議題とし、提案理由の説明を受け、質疑の後、委員会付託を省略し、審議、表決いたします。  次に、議案第4号の執行前提案1件を議題とし、提案理由の説明を受け、質疑の後、委員会付託を省略し、審議、表決いたします。  次に、議案第5号及び議案第6号の執行前提案2件を一括議題とし、提案理由の説明を受け、質疑の後、委員会付託を省略し、審議、表決いたします。  次に、議案第8号から議案第12号までの執行前提案5件をそれぞれ議題とし、提案理由の説明を受け、質疑の後、委員会付託を省略し、審議、表決いたします。  次に、議案第7号及び議案第13号から議案第45号までの執行前提案3件、補正予算案8件、条例案15件及び新年度予算案8件の計34件を一括議題とし、提案理由の説明を受け、議事の順序を省略し、議長を除く全議員で構成する予算等特別委員会を設置し、これに付託し、散会といたします。  散会の後、全員協議会を開きます。  全員協議会閉会後、各常任委員会を開き、所管事務調査を行い、散会といたします。  各常任委員会散会後、広報小委員会、広聴小委員会及びICT小委員会を開き、付託事件調査を行い、散会といたします。  明22日から26日までは、議事の都合及び休日のため休会といたします。  27日は、4人の議員による一般質問を行い、延会といたします。  28日も4人の議員による一般質問を行い、延会といたします。  3月1日は、午後1時から本会議を開き、2人の議員による一般質問を行い、これを終結し、散会といたします。  散会後、予算等特別委員会を招集し、正副委員長の互選を行い、散会といたします。  2日は、予算等特別委員会を開き、付託された執行前提案、補正予算案及び条例案の審査を行い、散会といたします。  3日及び4日は、休日のため休会といたします。  5日は、本会議を開き、予算等特別委員長から執行前提案、補正予算案及び条例案に係る審査結果の報告を受け、表決いたします。  次に、追加提案2件については、それぞれ議題とし、提案理由の説明を受け、質疑の後、委員会付託を省略し、審議、表決を行い、散会といたします。  本会議散会後、予算等特別委員会を開き、新年度予算案の審査を行い、散会といたします。  6日は、予算等特別委員会を開き、新年度予算案の審査を行い、散会といたします。  7日は、予算等特別委員会を開き、新年度予算案の審査を行い、これを終結し、同委員会を閉会といたします。  8日は、復興対策特別委員会を開き、付託事件調査を行い、散会といたします。  散会後、議会広聴広報特別委員会を開き、付託事件調査を行い、散会といたします。  散会後、各常任委員会を開き、所管事務調査を行います。  9日は、必要に応じて各常任委員会を開く予定としております。  10日から12日は、休日及び議事の都合により休会といたします。  13日は、午後1時から本会議を開き、予算等特別委員長からの審査結果の報告を受け、採否を決します。  次に、議員または委員会からの発議があった場合は、これを審議、表決いたします。  最後に、議員派遣に係る議決をいただき、閉会といたします。  閉会後、全員協議会を開きます。  全員協議会閉会後、広報小委員会を開き、付託事件調査を行い、散会といたします。  以上のことから、今期定例会の会期は、本日から3月13日までの21日間といたした次第であります。  議員各位の特段の御協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日から3月13日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は本日から3月13日までの21日間と決定いたしました。 △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(伊藤明彦君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、8番、菅野定君及び9番、佐々木一義君を指名いたします。 △日程第3 例月出納検査及び定期監査の結果報告 ○議長(伊藤明彦君) 日程第3、例月出納検査及び定期監査の結果報告を行います。  事務報告の際にも申し上げましたように、本市監査委員から平成29年12月及び平成30年1月執行の例月出納検査の結果並びに平成29年10月及び11月実施の定期監査の結果について、お手元に配付いたしました報告書写しのとおり報告がありました。  以上をもって例月出納検査及び定期監査の結果報告を終わります。 △日程第4 市長の施政方針演述 ○議長(伊藤明彦君) 日程第4、市長の施政方針演述を行います。  市長から平成30年度施政方針につき、所信表明方の申し出があります。  よって、これを許します。市長。     (市長 戸羽太君登壇) ◎市長(戸羽太君) 本日ここに、平成30年第1回市議会定例会を開催するに当たり、今後の市政運営並びに平成30年度の主要施策について、所信の一端を申し上げます。  東日本大震災の発生から間もなく8年目を迎えようとしています。  震災で犠牲となられた方々に改めて哀悼の誠をささげるとともに、いまだ行方がわからず探し続けている御家族の御心中をお察し申し上げる次第であります。  また、今なお市内外で避難生活を続けておられる皆様に対しましても、心よりお見舞いを申し上げます。  そして、国内はもとより世界各国の皆様から、継続的な御支援をいただいておりますことに対しまして、陸前高田市民を代表して心から感謝の意をあらわすところであります。  計画期間を8年間とした「陸前高田市震災復興計画」の7年目であった昨年は、国、県との連携を図りながら震災復興計画に掲げた各種施策を着実に実行し、さまざまな復興事業を推進することができました。  復興の最重点課題として取り組んでいる住宅の再建は、災害公営住宅等整備事業においては、計画された市内11団地895戸の全ての団地が完成し、入居が進んでおります。また、土地区画整理事業においては、高田地区・今泉地区の高台・かさ上げ地で宅地の引き渡しをしており、住宅再建などが進んでおります。  残る宅地についても、一日も早く引き渡しができるように造成工事を進めてまいります。  コンパクトな市街地の形成を目指す、新たな中心市街地につきましては、かさ上げ地に集客の核となる大型商業施設「アバッセたかた」が昨年4月に完成し、さらには市立図書館を併設整備することにより、商業施設の来訪者と図書館への来訪者によるにぎわいの相乗効果が得られているところであります。  また、隣接する「まちなか広場」につきましても、大型商業施設のオープンにあわせて供用を開始しており、東日本大震災により不足していた親子が集えるにぎわいの場が創出されるとともに、まちなか広場の一画には交流施設の「ほんまるの家」も完成し、市内外から幅広い世代の方々が訪れる場所となっております。  新しいまちの姿が見え始めた中で、各事業者の本設再建も順次進められており、新年度にはさらに本格化することから、本設再開に当たり事業者個々の事情に応じた、きめ細かな対応に努めてまいります。  ことしの3月には、新たに高田地区の高台に整備された「県立高田病院」が開院を迎え、高齢化率が高い本市において、高齢者を中心とした地域医療の提供のほか、他の医療機関・介護施設等との適切な役割分担と連携による効率的かつ良質な医療の提供の場として期待されるところであります。また、4月には高台に整備した総合交流センターがオープンを迎え、運動拠点としての機能のほか、災害時における活動・支援施設、各種イベントを通じた交流の場としての機能もあわせ持つ施設となることから、交流人口の拡大につながるものと期待をしております。  一方、国においては、平成31年春までに、高台移転の工事や災害公営住宅の建設が98%以上完成する見込みであることから、平成30年度の復興施策として「東北の復興なくして、日本の再生なし。」の決意のもと、引き続き「なりわいの復興」、「こころの復興」に全力で取り組む方針が示されております。  本市においても、各種復興事業の完了を見据えながら、今後も、より一層、国、県との事業連携を進めることにより、効率的な事業推進に努めてまいります。  次に平成30年度の基本施策について申し上げます。  第1に「震災復興計画の総括」についてであります。  本市では平成23年12月に、8年間を計画期間とした「陸前高田市震災復興計画」を策定し、「海と緑と太陽の共生・海浜新都市」の創造を目指し、新たなまちづくりに取り組んでまいりました。  新年度におきましては、震災復興計画の最終年度となることから、新年度に完成を見込んでいる気仙小学校や、今泉保育所、保健福祉総合センターの着実な事業推進を図るとともに、これまでの各種復興事業の取り組みに対し、完了した復興事業の効果検証に取り組んでまいります。また、新年度以降においても、継続して実施する事業につきましては、国、県や関係団体との連携をより一層強化し、課題解決、事業進捗の加速化に努めるなど、震災復興計画の総括に取り組んでまいります。  第2に「新たな総合計画の策定」についてであります。  震災復興計画が平成30年度をもって終了となり、震災復興計画を引き継ぐ、新たなまちづくりの指針となる総合的な計画が必要となることから、平成31年度から10年間を計画期間とした「陸前高田市まちづくり総合計画」の策定に取り組んでまいります。  計画の策定に当たりましては、持続可能なまちづくりと、誰もが生き生きと笑顔で過ごせる「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を進めるため、市民の皆様の御意見を盛り込んだ、総合計画の策定に取り組んでまいります。  第3に「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくりの推進」についてであります。  大型商業施設を核として、その周辺に個店事業者の本設再開や公共施設の整備が進められている中心市街地では、「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を進めるため、その概念を理解し、それぞれが行動することが求められます。  新年度におきましては、引き続き、「ユニバーサルデザインチェックリスト」の普及啓発に努め、ユニバーサルデザインに配慮した店舗整備に対する支援を行うとともに、市が認証を行い、その取り組みを広く周知してまいります。  ユニバーサルデザインに配慮した店舗の認証においては、包括的連携協定を締結している株式会社ミライロ様の御協力のもと、店舗の設計の段階から知見を有する方々からのアドバイスをいただくことにより、誰にも優しいまちづくり・店づくりを目指してまいります。  また、障がいのある方への理解促進、機運醸成を図ることを目的に、アンプティサッカーやパラリンピックなどで活躍している障がい者アスリートとの交流に向けて取り組むとともに、障がいのある方や高齢者などの就労の場の創出に向けて、各種実証実験などに取り組み、誰もが生き生きと働くことができる環境づくりの構築を目指してまいります。  次に、新年度予算(案)の総括的な部分について、その概要を申し上げます。平成30年度当初予算については、被災施設の復旧や、新たな中心市街地の整備など、震災復興計画に基づく復旧・復興事業に最優先に取り組み、着実な事業の推進を図るとともに、「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を背景に、まち・ひと・しごと総合戦略に掲げる、交流人口の拡大や子育て支援などに取り組んでいくこととしております。  一般会計全体では、これらの事業などの実施に必要な予算として、895億4,700万円を措置し、高田松原都市公園整備事業費、土地区画整理事業費等の増に伴い、対前年度比で16.7%の増としております。  また、6つの特別会計を合わせた全会計の総額は、960億1,100万円で、対前年度比14.5%の増となったところであります。  次に、陸前高田市震災復興計画に掲げる6つの復興のまちづくりの基本方向に従い、主要施策について申し上げます。  第1に、「災害に強い安全なまちづくり」に係る諸施策についてであります。東日本大震災の津波により、防潮堤、河川水門及び河川堤防は甚大な被害を受けたところでありますが、この経験と津波防災、減災への教訓を謙虚に受けとめ、再び人命や財産が失われることのないよう防災施設を整備するとともに、命を守るための避難行動等の徹底を図るための避難訓練など、ハード・ソフトの両面にわたる多重防災型のまちづくりに取り組んでいくことが必要であります。  海岸保全施設については、高田地区海岸防潮堤工事及び気仙川河口水門整備の早期完成に向けて工事が進められております。  災害に強い安全なまちづくりのため、国道45号とアップルロードとの交差点から、高田地区の高台に整備される拠点エリアを浸水区域外のルートで結ぶ(仮称)高田・米崎間道路の整備を推進してまいります。  地域防災対策については、復興事業で整備した高台やかさ上げ地の住宅地に、新たな防災行政無線の整備を進めるとともに、防災行政無線の放送内容のメール配信システムや、電話対応サービス機能の普及・周知、防災資機材等の整備充実に引き続き取り組んでまいります。  また、台風に伴う洪水などによる被害を最小化するため、関係機関がとるべき行動を、時系列で整理した計画を策定してまいります。  この3月には、松阪市との「災害時の相互応援に関する協定」を締結する予定であり、今後、災害時における迅速かつ的確な支援活動を行ってまいります。  消防の救援・救護体制については、消防防災センターを中心とした迅速な消防救急体制を充実させるとともに、消防職員、消防団員の教育訓練を図りながら、多様化する災害に対し安全確保を第一とする消防活動に努めてまいります。  第2に、「快適で魅力のあるまちづくり」に係る諸施策についてであります。被災した高田地区、今泉地区の市街地については、土地区画整理事業により、かさ上げ地にコンパクトな新市街地を形成するとともに、被災した方々の住宅再建に向けて、高台部などに住宅用地を確保するため、引き続き事業を推進してまいります。  中心市街地では、大型商業施設や商店などの再建が進み、居住環境が整いつつあり、居住区域の拡大にあわせ、被災した方々の住宅再建が促進されるものと期待されますので、なお一層の土地活用が図られるよう意を用いてまいります。  また、避難路となる幹線道路や、生活道路となる高台とかさ上げ地をつなぐ道路ネットワークを引き続き整備するとともに、歴史文化を受け継ぐ街道の復元や、景観に配慮した市街地を構築してまいります。  三陸沿岸道路の整備については、高田道路が全線開通、唐桑道路は引き続き事業が進められており、平成30年度内に市内全線が供用開始される予定であります。  橋梁の整備については、姉歯橋及び誂石橋の復旧整備を促進するとともに、(仮称)今泉大橋、気仙大橋においては、一日も早い完成を目指し、鋭意工事が進められております。  公共交通については、中心市街地における陸前高田駅舎の建設にあわせて、高田町栃ケ沢地内に設置しているJR大船渡線BRT「陸前高田駅」を移設するとともに、現在の陸前高田駅は「栃ケ沢公園駅」として名称変更を行いながら継続設置してまいります。  また、高台に整備される県立高田病院と中心市街地を結ぶ循環バス路線を新たに設置するとともに、復興段階に応じた柔軟な運行の実施など、交通事業者と連携を密にしながら、市民や来訪者にとって安全安心で、利用しやすい公共交通環境の構築を図ってまいります。  高田松原津波復興祈念公園の整備については、平成28年度に造成工事に着手したところであり、平成32年度の完成を目指し工事が進められております。  野球場、サッカー場等のスポーツ施設の整備については、津波復興祈念公園内に復旧することとし、工事に着手する予定としております。  新庁舎の整備については、昨年6月に新庁舎の建設位置を決定していただいたことから、現在、「市役所新庁舎建設プロジェクト・チーム」を立ち上げ、市民の皆様からの御意見を伺いながら、基本設計を進めているところであり、新年度においては実施設計に着手し、平成32年度内の完成を目指し、事務事業を進めてまいります。  第3に、「市民の暮らしが安定したまちづくり」に係る諸施策についてであります。  被災した方々の自力による住宅再建を後押しするため、給水工事、道路整備工事等の支援事業を継続するとともに、引き続き、市建設業協会や弁護士会、ファイナンシャル・プランナーズ協会などと協働して、住宅再建の相談に応じる場の提供に努めてまいります。  災害公営住宅を含む全ての市営住宅については、今後の維持管理手法を検討するため、市営住宅長寿命化計画を策定し、適切な維持管理を指定管理者と一体となり進めてまいります。  水道事業については、横田地区の拡張工事を継続し、平成30年度の一部供用開始を目指してまいります。  下水道事業については、今年度から整備を進めている北幹線、市道鳴石線の道路整備にあわせて汚水及び雨水管渠の整備を進めてまいります。  子ども子育て支援については、被災した今泉保育所及び子育て支援センターと放課後児童クラブを、安心・安全な環境が確保できる高台に複合的施設として併設することとし、整備を進めてまいります。  また、子どもの出生時、小中学校就学前に、保護者に対し新生児用品や学用品が購入できる商品券を配付することにより、子育て世帯の経済的負担の軽減を図ってまいります。  保健福祉総合センターについては、交流機能を備え、隣接する県立高田病院と連携し、高齢化に対応した医療・介護の拠点としての機能を持つ施設として、平成30年度内の完成を目指してまいります。  医療費助成については、平成29年度に引き続き、扶助対象を中学生まで拡大し、子育て支援を継続するとともに、未就学児童及び妊産婦を対象とする現物給付を実施してまいります。また、国民健康保険については、平成30年度から移行する都道府県化へのスムーズな対応に努めるとともに、国民健康保険税については、震災による被災者の負担への緩和措置として引き続き、一部負担金免除措置を継続してまいります。  介護保険については、「陸前高田市高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画」に基づき、介護予防の推進に努めてまいります。  被災者の見守り・交流推進については、仮設住宅の生活が長期化している方へのさまざまな相談に取り組み、不安の軽減、安心して暮らせる環境づくりに努めるとともに、災害公営住宅への入居や、高台移転などにより大きく生活環境が変わる方へ各支援団体と連携のもと、見守りや地域との交流事業に取り組み、新たなコミュニティづくりや生きがいづくりを支援してまいります。  母子保健については、思春期から妊娠・出産を通して親としての意識を育み、乳幼児・児童が心身ともに育つことを目指し、定期的な妊婦・乳幼児健診及びママパパ教室などの研修の充実を図ってまいります。  生活支援を必要とする高齢者や障がいのある方に対し、配食サービスや外出支援サービス、軽度生活援助事業などの生活支援サービスの提供や、高齢者などの見守り体制を強化してまいります。また、移動困難者の社会参加や、通院等を支援し、生活の向上を図るため、タクシー料金の一部を助成する「ふるさとタクシー助成事業」を引き続き実施してまいります。  在宅医療、介護については、「未来かなえネット」を活用することにより、医療、介護、保健、福祉の強固なネットワークづくりを構築してまいります。また、切れ目のないサービス提供の体制を構築するとともに、在宅医療支援及び緩和ケアの充実に努めてまいります。  地域包括ケアシステムは、地域の創意工夫のもと、地域の将来を見据えたまちづくりの一環と位置づけることが必要であることから、医療、介護、保健、福祉関係者などと、地域住民が地域の実態や課題、地域資源等を共有するため、一部地域で取り組み始めた「地域支え合い協議体」づくりを、引き続き広げてまいります。  障がいのある方の自立支援については、障がいのある方の状況、ニーズに適応した自立支援給付などにより、適切な障がい福祉サービスの提供に努めてまいります。  第4に、「活力あふれるまちづくり」に係る諸施策についてであります。  被災農地及び農業用施設の復旧につきましては、今後も県と連携を図りながら、高田沖地区へ圃場整備事業を導入するなど、災害復旧の完了を目指してまいります。  地域ブランド米「たかたのゆめ」については、栽培体系と市場評価の確立に向けた取り組みを進め、生産者の所得向上を図っていくとともに、「たかたのゆめ」を通して陸前高田ファンを創出する取り組みを一層推進してまいります。また、「北限のゆず」や、本市振興作物などの農産物のブランド化、6次産業化への取り組みを進めることで、農業を通した活力ある地域づくりを進めてまいります。  昨年、東京大学及び株式会社サロンドロワイヤルと協定を締結したピーカンナッツ・プロジェクトの具現化に向け、ピーカンナッツの市場・食文化形成や苗木育成に係る各種実証事業を推進してまいります。  道の駅「高田松原」に整備を進めている高田松原物産施設については、地域おこし協力隊の協力を得ながら、本市の魅力を発信できる商品や、地域資源の開発を進めるとともに、引き続き国、県と連携をしながら、平成31年夏のオープンを目指して、整備を進めてまいります。  林業振興については、気仙スギを初めとする良質な用材の生産や、地域木材を利用した住宅及び店舗の新築と、増改築に対する支援を行いながら、地域木材の有効利用を推進してまいります。  林業の担い手対策については、地域おこし協力隊を増員し、本市への定着人口の増加を目指し、自伐型林業による事業モデルの構築を図ります。また、定住促進につなげるため、農業、林業と複合的な地域資源を活用した仕事づくりにチャレンジできる環境整備を行ってまいります。  漁港の整備につきましては、漁港の長期利用を見据えた機能保全計画を策定するとともに、漁業者の利便性と効率性の向上のための基盤整備を引き続き進めてまいります。  漁業者の生産活動の向上に資するため、漁業集落防災機能強化事業などを活用し、漁具置場整備及び漁具倉庫の整備を進めてまいります。  広田湾産ブランドの情報発信と普及定着を図るため、イベントなどにおける物産販売並びに首都圏などにおける販路拡大に向けた取り組みに対しても、引き続き支援を行ってまいります。  国内で唯一、種苗から生産出荷までの養殖技術が確立されている「広田湾産イシカゲ貝」については、陸前高田オンリーワン・ブランドの特産海産物として、「陸前高田・広田湾」の産地名称を国内外に広く情報発信してまいります。  商工業の再建については、新たな市街地への商店街整備について、商店や事業所の早期再建が図られるよう、国・県によるグループ補助金や、中小企業被災資産復旧事業費補助金などを継続するとともに、テナント事業者本設店舗建設支援事業や、店舗等ユニバーサルデザイン推進事業を継続し、早期の商店街再生に向けた取り組みを進めます。  起業家の育成と雇用を生み出す新規事業への支援として、起業プランコンテストの開催や、起業者への補助金交付制度の創設など、創業希望者の発掘、育成支援を進めてまいります。  観光の振興については、引き続き、被災地見学等を含めた防災教育や農林水産体験プログラムを通した教育旅行、企業研修の誘致、民泊の推進に取り組んでまいります。また、ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会や三陸沿岸道路の全線開通を見据え、市内観光関連団体と連携を図りながら、外国人を含めた旅行者の受け入れ体制強化を進めてまいります。  名古屋市や川崎フロンターレ、東北楽天ゴールデンイーグルスなどを初め、本市を支援していただいている個別自治体や各種団体とのさまざまな交流や、イベントの開催支援を行い、交流人口の拡大を図ってまいります。  また、東日本大震災により休止していた広田海水浴場を再開し、みちのく潮風トレイルと合わせた活用を図ってまいります。  中心市街地に整備を計画している(仮称)一本松記念館については、市民相互はもとより、市民と本市へ来訪する方々との交流を通じ、中心市街地を初め、本市全体の交流人口の拡大・にぎわいの創出に貢献する空間となる施設として、整備に向けた検討を進めるとともに、施設の基本設計等に着手してまいります。  ふるさと納税については、本市の農林水産物を初め、果樹、加工品などの認知度が向上し、ファンが広がっていることから、新年度においても高齢者や障がいのある方々の就労支援を通じた生きがいづくりと、新たな特産品の開発等に取り組みながら、広く情報を発信してまいります。  陸前高田思民制度については、本市に関心と愛着を持ち続けている方などを対象に思民制度の周知や、加入促進を図るとともに、思民に登録いただいた方に対しては、地域参画などさまざまな事業への協力を担っていただきながら、交流に取り組んでまいります。  移住定住支援については、空き家情報を含む移住定住に関する情報発信の強化や、移住視察ツアーなどを実施しながら、移住定住の促進に取り組んでまいります。  国際リニアコライダーの誘致促進については、市民や民間団体等と連携しながら意識の醸成を図ってまいります。  第5に、「環境にやさしいまちづくり」に係る諸施策についてであります。  太陽光発電や木質バイオマスなどの再生可能エネルギーを利用した環境に優しいまちづくりを推進するとともに、市民の意識の高揚と災害時でも自給できるエネルギー源の確保を図るため、一般家庭への導入支援を行ってまいります。  公共施設については、気仙小学校や保健福祉総合センターに太陽光発電及び蓄電設備を設置し、災害時においても一定のエネルギーを自給できる体制を整備してまいります。  第6に、「協働で築くまちづくり」に係る諸施策についてであります。  被災したコミュニティ施設の再建については、住宅再建が進む今泉地区において、気仙地区コミュニティセンターの設計業務に着手し、地区コミュニティの再生に向け、早期の完成に努めてまいります。  各地区の自治会館等については、土地区画整理事業や防災集団移転促進事業等により整備された新たな住宅地における自治会設立支援とあわせ、流失した施設に対する新築再建、防災や避難所に対応した改修等に係る支援を継続して行ってまいります。  次に、今後の行財政運営について申し上げます。  市税の状況については、税収は震災前の9割程度まで回復しておりますが、固定資産税など、震災前の状況までには至っていない税目もございます。  収納対策については、納税貯蓄組合への活動支援や口座振替の推進、コンビニ収納など納付環境の整備により、県内トップクラスの収納率を維持しつつ、税収の確保に努めてまいります。  市職員については、震災からの復興を一日も早くなし遂げるために、常に市民の目線に立って、効率的で質の高い行政サービスを目指し、業務に取り組んでまいります。さらに、復興事業に当たっては、引き続き、県内はもとより、全国の自治体から職員派遣をいただきながら、一層の推進を図ってまいります。  また、職員一人一人が、目的意識と高い意欲を持って、自己啓発に努める環境づくりを図るなど、一層の人材育成にも取り組んでまいります。  最後になりますが、東日本大震災の大津波により流失した県立高田高等学校の実習船「かもめ」がクレセントシティ市に漂着したことが「縁」となり、デルノーテ高校と県立高田高等学校の相互交流が生まれました。  私といたしましても、新たな陸前高田市の船出には、震災により生まれたこの「縁」というものを大切にしていきたいと考えております。  新年度には、米国クレセントシティ市との姉妹都市提携締結に向けた取り組みを進めることとしており、今後、末永くクレセントシティ市と互いに手を携えながら友好を深めてまいりたいと考えているところであります。  私たちの陸前高田市は、この7年間、一日も早い復興を目指し、国や県などと連携を図りながら、さまざまな復興事業に取り組んできた結果、復興後の新しいまちの姿が見え始め、少しずつではありますが、にぎわいも生まれてまいりました。震災復興計画の最終年度である新年度においては、計画期間の終了後を見据えながら、一つでも多くの復興事業の完成を目指し、引き続き、皆様とともに全力で取り組んでいく所存であります。  以上、市政運営の基本方針と新年度の主要施策の概要について申し上げました。  議員各位と市民の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げまして、所信といたします。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって市長の施政方針演述を終わります。
    ○議長(伊藤明彦君) この際、暫時休憩いたします。休憩時間は10分程度といたします。    午前10時44分 休   憩    午前10時52分 再   開 ○議長(伊藤明彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第5 教育長の教育行政方針演述 ○議長(伊藤明彦君) 日程第5、教育長の教育行政方針演述を行います。  教育長から平成30年度教育行政方針につき、所信表明方の申し出があります。  よって、これを許します。教育長。     (教育長 金賢治君登壇) ◎教育長(金賢治君) 平成30年第1回市議会定例会の開会に当たり、平成30年度の教育行政についての基本的な考え方と施策を申し上げます。  東日本大震災から間もなく7年が経過しようとしております。これまでの間、教育委員会といたしましては、子どもたちの「心のケア」を最重点としつつ、学校施設の復旧や学習環境の整備、さらには、社会教育施設の復旧に努めてきたところでありますが、子どもたちを取り巻く環境は今もなお厳しい状況でありますことから、引き続き子どもたちの「心のケア」を重点課題として取り組むことが重要であると認識しているところであります。  そのような中、昨年の7月には中心市街地において、大型商業施設と併設した新しい市立図書館が開館し、多くの市民や子どもたちに利用されており、ある意味、「図書館」という空間が、市民や子どもたちの「静かな癒やしの空間」ともなっていることを、大変うれしく感じております。  また、間もなく、新しい体育交流施設が完成するとともに、高田、気仙の両小学校の建設に着手するなど、教育環境の復興が着実に進展していることを実感しているところでもあります。  教育大綱の基本理念である「郷土で学び夢を拓く、心豊かでたくましい人づくり」のもと、「子どもたちの「生きる力」を育む学校教育の推進」、「人生を豊かにする生涯学習、魅力ある社会教育の推進」、「新しいまちづくりに向けた教育環境の整備」、「多様で個性ある文化の創造」の4つの基本方針を具現化するための教育施策を、学校教育、生涯学習の両面にわたり展開してまいります。  以下、これらの基本方針を受け平成30年度の教育行政施策及びその考え方について申し述べます。  まずは、教育大綱の1つ目の柱である「子どもたちの「生きる力」を育む学校教育の推進」についてであります。  子どもは、目の前の先生との日々の営みの中で、学び、感じ、力をつけ、育っていくものであります。つまり、教育という営みの主体は「学校」。  昨今、「教員の多忙化」や「働き方改革」といったことが全国的に話題になっておりますが、それはここ陸前高田市においても同様であり、まずは、「教員が子どもとじっくりと向き合える時間」を十分に確保すること、そして、一人一人の子どもに丁寧に寄り添えるような「環境」を整えることが肝要であると考えており、その「環境づくり」に意を尽くしてまいりたいと考えております。  その上で、それぞれの学校において、校長や教員の豊かな創造性のもと、目の前の子どもの実態に即した、その地域ならではの「特色ある学校教育」がダイナミックに展開されるよう、市内各校を支援してまいりたいと考えております。  そのような生き生きとした「学校現場」において、子どもたちは育まれ、「夢」を抱き、「確かな学力」を身につけ、仲間とともに「心」を磨き、「健やかな身体」の育成が図られるよう、「授業の質」を高めることや、地域の教育資源、外部人材の活用及びICT機器等の積極的な活用等を通して、その実現を図ってまいりたいと考えております。  特にも、人口減少が進む本市においては、将来に向けた「人づくり」という観点が不可欠であることから、「学力の確かな定着」はもとより、「生徒指導」や「道徳教育」、「キャリア教育」を一層充実させるととともに、課題解決のための「思考力・判断力・表現力」の育成や、学ぼうとする「意欲」の醸成等、「主体的な学び」をキーワードとし、将来にわたって生きて働く「生きる力」の育成に努めてまいります。  「授業の質の転換」や、小学校における「外国語活動」の拡大、「道徳の教科化」等の「新しい教育課程」への対応につきましては、県教育委員会ともタイアップしながら、教員研修を充実させてまいりますし、「民の力」も積極的に活用しながら、各学校をサポートしてまいりたいと考えております。  防災教育につきましては、時間の経過とともに、当時、市民の誰もが感じたはずの「危機意識」も徐々に薄れ、「風化」という逆風にさらされているようにも感じているところではありますが、あの出来事を体験した私たちだからこそ、「命を守る教育」を大切にしていかなければならないと考えており、各学校における「防災教育」を一層充実させてまいります。  また、「心とからだの健康観察」等の集計結果からも、まだまだ心の傷が癒えていない子どもたちもいることから、一人一人の子どもの心に寄り添った日常指導や、校内における相談体制の構築、スクールカウンセラーの活用等による、「多くの目で子どもを見取る」という丁寧な「心のケア」にも努めてまいります。  さらに、学校に登校できない子どもや、特別に支援を要する子どもが増加傾向にあるという現状も踏まえ、「教育相談研修の充実」、「加配教員の活用」や「適応指導教室の充実」、「支援員の増員」等を行う中で、子どもの心に寄り添ったきめ細かな指導ができるよう、各校を支援してまいりたいと考えております。  教育とは「人づくり」であります。  そう捉えたとき、家庭や親のあり方や、子どもを取り巻く大人たちの役割や生き方が大変重要となってまいります。  本市の教育大綱の基本理念は、「郷土で学び夢を拓く、心豊かでたくましい人づくり」であります。  教育の中心を「学校」としながらも、子どもたちの周りにいる全ての大人たちが心をつなぎ合い、力を合わせ、郷土の子らを育んでいくという、そんな陸前高田市でありたいと考えております。  また、平成30年度は、中学校が市内2校体制になり、校庭に仮設住宅が建っていた学校の子どもたちのもとに、やっと「校庭」が戻ってくる年度となります。校舎や校庭に響く子どもたちの歓声や笑顔を思い浮かべながら、「子どものための教育委員会」、「学校のための教育委員会」というスタンスを大切にしながら、新しい年度の学校教育をさらに充実させてまいる所存であります。  次に、教育大綱の2つ目の柱である、「人生を豊かにする生涯学習、魅力ある社会教育の推進」についてであります。生活意識の変化や価値観が多様化する中、市民の学習に対する意欲は高まっていることから、生涯学習、社会教育の推進が求められております。  市民一人一人が生涯にわたってさまざまな学習活動に取り組み、生きがいを持って暮らすことができる生涯学習社会を実現するため、関係機関・団体と連携、協働して、環境づくりを進めるとともに、生涯学習に対する理解と意欲の高揚を図るため、「生涯学習のつどい」の開催や市の広報紙等による情報発信を行い、生涯学習の普及奨励に努めてまいります。  いつでも、どこでも、誰でも学べる学習活動の支援につきましては、各地域で自主的に学習活動を行う団体等に対して、講師派遣等の支援を行うとともに、地域のコミュニティの拠点である地区公民館と連携して、各世代に応じた学習の場を提供してまいります。  また、地域の方が学校支援ボランティアとして活動を行う教育支援を実施するととともに、子どもたちが地域行事に参加して地域づくりにかかわれるよう、地域と学校が連携・協働してさまざまな活動を行う体制づくりに取り組んでまいります。  青少年の学習活動支援といたしましては、小学生を対象とした多彩な体験活動や、中高生がボランティア活動に参加する機会を提供するなど、子どもたちの健全育成に努めるほか、たくましい子どもを育てる家庭教育の支援として、乳幼児を持つ保護者を対象とした学級の開催や、保育所・保育園、小中学校と連携し、家庭教育学級を実施するなど、家庭教育支援の充実に取り組んでまいります。  市立図書館につきましては、子どもからお年寄りまで大勢の皆さんに利用されていることから、引き続き市民の暮らしに寄り添うといった役割を担う図書館の運営を推進するほか、あわせて、移動図書館車の再開により、市民が気軽に利用できるよう本に親しむ機会の増加を図るとともに、市立図書館の方針であります、震災関連図書、ノーマライゼーション関連図書の充実にも努めてまいることとしております。  市立博物館につきましては、現在、仮設博物館において、津波で被災した資料を再生させるための安定化処理の継続と、その処理が終了したものを、順次、抜本修復する作業を行っているところであります。これらの資料の保存修復、特にも安定化処理技術につきましては、専門機関との連携をさらに強化しながら新たな処理技術の確立に取り組むとともに、再生された資料の活用を図るため、失われた学術情報の復元も進めてまいります。  また、震災後に再評価された「陸前高田のたからもの」の価値のすばらしさを伝え、それらを守るために展開されている文化財レスキューと新たな処理技術の情報発信を、新しい博物館整備に生かしてまいりたいと考えております。  スポーツの推進につきましては、4月に開館いたします総合交流センターとB&G海洋センターを拠点施設とし、各種大会や水泳教室などのスポーツ教室やイベントの開催等により、施設の利用促進を図り、市民の健康増進と交流人口の増加に努めていくこととしております。  また、市体育協会や市スポーツ推進委員とも連携し、チャレンジデーや市民マラソン大会などを開催するとともに、既存施設を活用しながら、市民のスポーツ振興に取り組み、障がいのある方、高齢の方など全ての市民が健康で豊かな生活を送るためのスポーツライフの実現に努めてまいります。  次に、教育大綱の3つ目の柱である「新しいまちづくりに向けた教育環境の整備」についてであります。  (仮称)市民文化会館につきましては、市民の芸術文化の拠点施設として、さらには中心市街地のにぎわいの創出に向け、いよいよ建築工事に着手し、平成31年度の完成に向け、工事を進めてまいります。  同じく博物館につきましても、市の自然・歴史・文化等を後世に引き継ぐとともに、文化財レスキュー等において、全国・全世界の皆様からの御支援により修復した貴重な資料の再発信を目指し、展示設計と建築設計を進めてまいります。  学校整備におきましては、現在、建設工事を進めております気仙小学校は、3学期からの授業開始に向け、施工監理を行ってまいります。また、移転新築する高田小学校は、設計に基づく建設工事を発注し、平成31年度の2学期からの授業開始に向け、施工監理を進めてまいります。  平成30年度は、4つの教育施設の整備が重なることから、安全な工事の施工監理等に努め、全ての人に優しく誰もが使いやすい施設整備の考え方のもと、教育施設の早期復旧を図ってまいります。  最後に、教育大綱の4つ目の柱である、「多様で個性ある文化の創造」についてであります。  芸術文化活動の振興につきましては、多くの市民が広く芸術文化に触れ、またみずから参加し発表する機会として市民芸術祭を開催するとともに、市民の心の安らぎや生きがいを創造し、心の復興に寄与するため、市内で活動している各種芸術文化団体・サークル・グループなどの自主的な活動を支援してまいります。  また、次世代を担う子どもたちの創造力やコミュニケーション能力の育成を図るため、小中学生を対象にすぐれた舞台芸術を鑑賞する機会を提供し、豊かな感性や情操の醸成に努めてまいります。  伝統芸能団体に対しましては、震災の影響によりその活動に支障を来している団体もあることから、引き続き支援を継続してまいります。  文化財の保存と活用につきましては、ふるさと陸前高田の豊かな自然や歴史文化の価値に「気づき」、「つたえ」、「活かす」を基本方針とし、市内に存在する文化財を広く把握することを目的とした町ごとの文化財基本調査の継続、市内にある化石産地の保護と活用を目的とした調査の実施、市の歴史を伝える県指定文化財吉田家住宅の復元、国指定史跡中沢浜貝塚歴史防災公園の活用を進めるとともに、埋蔵文化財につきましても、迅速な調査と報告を行ってまいります。  以上、平成30年度の施策の大要及びその考え方であります。  本市の目指す「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」とは、大きく捉えれば、「誰にでも優しいまちづくり」ということになろうかと思います。教育委員会の役割は多岐にわたっておりますが、「この地で学ぶ子どもたちのために」、「このまちに暮らす人たちのために」という、「人」という視点を常に心にとどめ、関係機関と連携しながら、施策の推進に全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。  議員の皆様方の一層の御理解、御協力と、市民の皆様の積極的な参画を心からお願いを申し上げまして、私の所信といたします。よろしくどうぞお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって教育長の教育行政方針演述を終わります。 △日程第6 報告第1号 小友地区コミュニティセンター建設工事変更請負契約に関する専決処分の報告について ○議長(伊藤明彦君) 日程第6、報告第1号、小友地区コミュニティセンター建設工事変更請負契約に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎企画部長(村上幸司君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 企画部長。    (企画部長 村上幸司君登壇) ◎企画部長(村上幸司君) 議案つづりの1ページをお開き願います。ただいま議題となりました報告第1号、小友地区コミュニティセンター建設工事変更請負契約に関する専決処分の報告につきまして、命により企画部長から御説明をいたします。  この工事につきましては、平成29年6月に議会の議決を得て、工事請負契約を締結し、施工したところでありますが、一部設計変更に伴う請負契約の変更について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次に、専決処分の内容につきまして御説明いたしますので、2ページをお開き願います。陸前高田市専決第2号、専決処分書であります。工事名は小友地区コミュニティセンター建設工事、工事場所は陸前高田市小友町字柳沢地内、請負者は株式会社匠建設・株式会社川口工務店経常建設共同企業体であります。変更内容でありますが、変更前の契約金額1億7,992万8,000円を467万4,240円増額し、変更後の契約金額を1億8,460万2,240円としたものであります。  主な変更理由でありますが、不燃化内装石こうボードの数量の増等によるものであります。  以上で報告第1号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。  以上をもって報告第1号、小友地区コミュニティセンター建設工事変更請負契約に関する専決処分の報告についての議事を終わります。 △日程第7 報告第2号 要谷漁港海岸災害復旧福伏地区防潮堤)工事の変更請負契約に関する専決処分の報告について ○議長(伊藤明彦君) 日程第7、報告第2号、要谷漁港海岸災害復旧福伏地区防潮堤)工事の変更請負契約に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎農林水産部長(千葉徳次君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 農林水産部長。     (農林水産部長 千葉徳次君登壇) ◎農林水産部長(千葉徳次君) 議案つづりの3ページをお開き願います。ただいま議題となりました報告第2号、要谷漁港海岸災害復旧福伏地区防潮堤)工事の変更請負契約に関する専決処分の報告につきまして、命により農林水産部長から御説明をいたします。  この工事につきましては、平成28年3月に議会の議決を得て、工事請負契約を締結し、平成29年6月に変更工事請負契約を締結し、施工したところでありますが、一部設計変更に伴う請負契約の変更について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次に、専決処分の内容につきまして御説明いたしますので、4ページをお開き願います。陸前高田市専決第1号、専決処分書であります。工事名は要谷漁港海岸災害復旧福伏地区防潮堤)工事、工事場所は陸前高田市気仙町字福伏地内、請負者は池田建設株式会社・株式会社共立土木経常建設共同企業体であります。変更内容でありますが、変更前の契約金額4億9,103万3,000円を266万1,000円減額し、変更後の契約金額を4億8,837万2,000円としたものであります。  主な変更理由でありますが、コンクリート舗装工の減等であります。  以上で報告第2号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。  以上をもって報告第2号、要谷漁港海岸災害復旧福伏地区防潮堤)工事の変更請負契約に関する専決処分の報告についての議事を終わります。 △日程第8 報告第3号 損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告について ○議長(伊藤明彦君) 日程第8、報告第3号、損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。    (民生部長 菅野利尚君登壇) ◎民生部長(菅野利尚君) 議案つづりの5ページをお開き願います。ただいま議題となりました報告第3号、損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告につきまして、命により民生部長から御説明をいたします。  専決処分の内容を説明いたしますので、6ページをお開き願います。陸前高田市専決第3号、専決処分書であります。本件は、平成29年12月25日午前8時50分ごろ、大船渡市大船渡町字山馬越188番地、医療法人勝久会気仙苑地内の駐車場において、市公用車が駐車中の相手方車両の助手席側ドアに接触したものであります。  損害賠償の額を定めることにつきましては、5万4,583円を損害賠償の額と定め、平成30年2月9日、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したことから、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。  以上で報告第3号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◆14番(福田利喜君) 議長。14番、福田利喜。 ○議長(伊藤明彦君) 福田利喜君。 ◆14番(福田利喜君) 若干お伺いいたします。  これまでも損害賠償として交通事故等さまざま出てきておりましたが、今回今までと違うと思われるのは、市の公用車と今説明がありましたが、陸前高田市所有の車ではなく、ここに記載されているのは市賃貸車両と民間車両という形で、市賃貸車両が公用車であって、この中の、今までだと全国市有物件共済組合等の保険が掛かっているというような形での説明をずっとこの間されてきておりましたが、今回の場合民間車両、リース車両であれば、保険を掛けているのは車両の所有者なのか、それとも市が借りている期間にこれを別に掛けているのか。  また、さらに本来レンタルとかリース物件であって、ぶつけた場合、その所有者への損害賠償についても当然発生してくる、その場合の額は今回ここには提示されていません。それから、当然免責が幾らということで契約があると思うのですが、その辺についてどのような処理をされたのか、お伝えください。 ○議長(伊藤明彦君) 当局答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  今議員御説明があったとおり、本車両につきましてはリース物件ということで、所有者が民間のレンタル会社ということで、本件の車両に対する賠償につきましては、レンタル会社が加入している保険で賠償を適用したと。本件が議案の提案を要するということにつきましては、自治法上の規定によりまして、いわゆる金額の多寡によらない賠償行為が生ずる場合については、これは議会の議決を要するという規定がございますので、提案した次第でございます。 ◆14番(福田利喜君) 議長。14番、福田利喜。 ○議長(伊藤明彦君) 福田利喜君。 ◆14番(福田利喜君) ということは、ちょっと整理させていただきますと、この5万4,583円というお金は、民間のリース会社が入っていた車の保険で補填をされる。ただ、市が相手方に対しての賠償義務が生じているので、自治法上今回こういう形で提案をされたということはわかりました。  では、市賃貸物件ではありますが、事故を起こした当事者である市が、車両を賃貸している部分への賠償、あるいは本来であれば、保険であれば免責が必ずあります。その辺の処理はどのようにされたのか、もう一度説明をいただけませんでしょうか。  あと先ほど言ったように、ぶつけたほうの修繕費というのはどういうところから出されているのか、それはリース会社に対する賠償とはならないのか、その辺についても御見解をお願いしたいと思います。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  先ほども御説明いたしましたように本件の車両に対する損害については、相手方保険でこれを対応したということで、所有者側から特に市のほうにそれに対する賠償責任といいますか、それはございませんでしたので、保険をもっての補填ということで、この事案については完結したと承知をしているところでございます。 ◆14番(福田利喜君) 議長。14番、福田利喜。 ○議長(伊藤明彦君) 福田利喜君。 ◆14番(福田利喜君) 相手方に対してはそうですけれども、通常の保険の場合、我々が入っている自動車の保険であっても、自分の車を直す費用というのは今回どこから出ているのか。そして、それは所有者が民間のリース会社であるので、賠償行為には当たらないのか。それは、その保険の中で、ぶつけた場合でも全部保険で適用されるのか。さらには通常であれば3万円なり5万円なりという修繕費については、必ず免責というのは保険にあるのですが、その辺は適用になったのかならないのか、ちょっと詳しくお願いしたいと思います。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  保険料の所在、費用負担の内容については、細かい積算は承知はしていないところですけれども、リース契約の中で保険料の負担を含めて費用負担をしていると承知してございます。相手方物件については、保険の適用の中で修理がされるということで保険が適用されるわけですので、特に所有者側から市のほうに賠償といいますか、それにかかる負担を求めるものがないということであれば、当然その免責といいますか、そういう部分には当たらないと思ってございます。 ○議長(伊藤明彦君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 特にないようでありますので進行いたします。  以上をもって報告第3号、損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告についての議事を終わります。 △日程第9 議案第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について ○議長(伊藤明彦君) 日程第9、議案第1号、人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 市長。     (市長 戸羽太君登壇) ◎市長(戸羽太君) 議案つづりの1の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、人権擁護委員の候補者の推薦について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めようとするものでございます。  本市の人権擁護委員は現在7人となっておりますが、このうちの1人であります佐々木善仁氏の任期が本年6月30日をもって満了することから、その後任候補者として、引き続き佐々木氏を推薦しようとして御提案するものでございます。  1の2ページをお開き願います。佐々木善仁氏は、参考資料の経歴書のとおり、広田町に在住でございまして、昭和50年3月に岩手大学教育学部を卒業後、平成23年3月まで岩手県教員として勤務されております。この間、平成16年4月から大東町立京津畑小学校校長、平成18年4月から陸前高田市立矢作小学校校長、平成20年4月からは陸前高田市立広田小学校校長として勤務され、平成23年3月に定年退職されたところであります。  1の3ページをお開き願います。また、平成25年12月からは民生委員、児童委員を務められているところであります。  さらに、平成27年7月から現在に至るまで、人権擁護委員として御尽力をいただいているところであり、広く地域社会の実情に精通し、人格、識見ともにすぐれた方でございますので、引き続き人権擁護委員の候補者として御推薦申し上げる次第でございます。  よろしく御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  議案第1号は、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第1号、人権擁護委員の候補者の推薦については、「異議がない」という意見を付すことに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は「異議がない」という意見を付すことに決しました。 △日程第10 議案第2号 市道路線の廃止について △日程第11 議案第3号 市道路線の認定について ○議長(伊藤明彦君) 日程第10、議案第2号、市道路線の廃止について及び日程第11、議案第3号、市道路線の認定についての議案2件を一括して議題といたします。  本2件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎建設部長(阿部勝君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 建設部長。    (建設部長 阿部勝君登壇) ◎建設部長(阿部勝君) ただいま議題となりました議案第2号、市道路線の廃止について及び議案第3号、市道路線の認定についての議案2件につきまして、命により一括して建設部長から御説明をいたします。  議案つづりの2の1ページをお開き願います。初めに、議案第2号、市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止しようとする路線、整理番号5031、湊漁港4号線から整理番号5136、中井2号線までの8路線は、漁業集落防災機能強化事業及び土地区画整理事業に伴い、存置の必要がなくなったことから、廃止をしようとするものであります。  2の2ページから2の3ページは位置図でありますので、お目通しをお願いいたします。  次に、議案つづりの3の1ページをお開き願います。議案第3号、市道路線の認定についてでありますが、今回認定しようとする路線、整理番号5279、町裏町1号線から3の2ページをお開き願います。整理番号5302、中井15号線までの24路線は、土地区画整理事業により整備される区画道路を新たに市道として認定しようとするものであります。  3の4ページから3の5ページは位置図でありますので、お目通しをお願いいたします。  以上で議案第2号及び議案第3号までの議案2件につきまして説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第2号及び議案第3号の議案2件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本2件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第2号、市道路線の廃止について及び議案第3号、市道路線の認定についての議案2件を一括して採決いたします。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本2件は原案のとおり可決されました。 △日程第12 議案第4号 字の区域の変更について ○議長(伊藤明彦君) 日程第12、議案第4号、字の区域の変更についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎農林水産部長(千葉徳次君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 農林水産部長。     (農林水産部長 千葉徳次君登壇) ◎農林水産部長(千葉徳次君) 議案つづりの4の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第4号、字の区域の変更につきまして、命により農林水産部長から御説明いたします。  提案理由でありますが、中山間地域総合整備事業により、字の区域を変更しようとして提案するものであります。  次に、4の2ページをお開き願います。中山間地域総合整備事業につきましては、市内広田町内の26.1ヘクタールにおいて施工しておりましたが、変更調書に記載のとおり、広田町字谷地、字明下、字平畑、字山田、字蒲田、字羽根穴、次の4の3ページをお開き願います。字岩倉の区域において、事業区域内の延べ40筆の全部または一部をそれぞれ編入するものであります。  次の4の4ページをごらん願います。議案第4号説明資料その1、字区域変更図であります。点線が変更前の字界で、太線が変更後の字界であります。以下、4の5ページから4の9ページまでは、それぞれの字ごとの編入区域を表示しておりますので、お目通しをお願いいたします。  なお、効力の発生日でございますが、字の区域変更につきましては、この事業の換地処分の公告のあった日の翌日から効力が発生するものであります。  以上で議案第4号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第4号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第4号、字の区域の変更についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第13 議案第5号 岩手県市町村総合事務組合における共同処理する事務の変更及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議について △日程第14 議案第6号 岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議について ○議長(伊藤明彦君) 日程第13、議案第5号、岩手県市町村総合事務組合における共同処理する事務の変更及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議について及び日程第14、議案第6号、岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議についての議案2件を一括して議題といたします。  本2件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎理事(須賀佐重喜君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 理事。     (理事 須賀佐重喜君登壇) ◎理事(須賀佐重喜君) ただいま議題となりました議案第5号、岩手県市町村総合事務組合における共同処理する事務の変更及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議及び議案第6号、岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議につきまして、命により理事から一括して御説明をいたします。  議案つづりの5の1ページをお開き願います。初めに、議案第5号、岩手県市町村総合事務組合における共同処理する事務の変更及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議についてであります。  提案理由でありますが、岩手県市町村総合事務組合は、岩手県内の全市町村と一部事務組合及び広域連合をもって組織し、常勤職員の退職手当の支給に関する事務等を共同処理しているところであります。  平成30年3月31日をもちまして紫波、稗貫衛生処理組合の常勤職員が配置されなくなることに伴い、紫波、稗貫衛生処理組合を岩手県市町村総合事務組合における常勤の職員に係る退職手当の支給を共同処理する団体から除く変更を行い、規約の所要の整備をすることについて協議をしようとするものであります。  一部事務組合は、これを組織する地方公共団体の数を増減し、もしくは共同処理する事務を変更し、または組合の規約を変更しようとする場合は、関係地方公共団体との協議により定め、議会の議決を経なければならないと定められていることから、地方自治法第286条第1項及び第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、変更の内容について御説明をいたしますので、5の2ページをお開き願います。岩手県市町村総合事務組合規約の一部を変更する規約であります。別表第2中「滝沢・雫石環境組合」の次に「紫波、稗貫衛生処理組合」を加え、常勤の職員に係る退職手当の支給を共同処理する団体から除かれる団体として加えようとするものであります。  附則でありますが、この規約は平成30年4月1日から施行するとするものであります。  次に、6の1ページをお開き願います。議案第6号、岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議についてであります。  提案理由でありますが、平成30年3月31日をもって紫波、稗貫衛生処理組合を岩手県市町村総合事務組合における常勤の職員に係る退職手当の支給に関する事務を共同処理する団体から除くことに伴い、岩手県市町村総合事務組合の財産処分をすることについて協議をしようとするものであります。  一部事務組合が財産処分を必要とするときは、関係地方公共団体との協議により定め、議会の議決を経なければならないと定められていることから、地方自治法第289条及び第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、6の2ページをお開き願います。財産処分に関する協議書でありますが、紫波、稗貫衛生処理組合がこれまでに岩手県市町村総合事務組合に納付した退職手当に係る負担金総額と紫波、稗貫衛生処理組合の職員に支給した退職手当の総額との精算方法について定めようとするものであります。  以上で議案第5号及び議案第6号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第5号及び議案第6号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第5号、岩手県市町村総合事務組合における共同処理する事務の変更及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議について及び議案第6号、岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議についての議案2件を一括して採決いたします。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本2件は原案のとおり可決されました。 △日程第15 議案第8号 陸前高田市保健福祉総合センター建設工事請負契約締結について ○議長(伊藤明彦君) 日程第15、議案第8号、陸前高田市保健福祉総合センター建設工事請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。    (民生部長 菅野利尚君登壇) ◎民生部長(菅野利尚君) 議案つづりの8の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第8号、陸前高田市保健福祉総合センター建設工事請負契約締結につきまして、命により民生部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、陸前高田市保健福祉総合センター建設工事の請負契約を締結しようとして提案するものであります。  この建設工事につきましては、2月6日入札を実施したところでありますが、東日本大震災に係る災害復旧・復興関連工事請負業者指名基準に基づき、業者指名運営委員会が選定した経常建設共同企業体による指名競争入札の結果、5億5,394万2,800円で株式会社小原建設・有限会社柴田建設経常建設共同企業体が落札したものであります。  この建設工事請負契約の締結につきましては、予定価格が1億5,000万円を超えることから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、工事の概要について説明をいたしますので、8の2ページをお開き願います。議案第8号説明資料その1、建設工事概要であります。目的でありますが、陸前高田市保健福祉総合センターを整備しようとして施工するものであります。工事期間は、議会の議決を得た日から平成30年10月18日までとするものであります。工事場所は、陸前高田市高田町字東和野地内、工事内容は鉄骨づくり平家建て、延べ床面積1,357平方メートルを整備するものであります。  8の3ページは位置図、8の4ページは配置図、8の5ページは立面図でありますが、お目通し願います。  以上で議案第8号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◆12番(大坪涼子君) 議長。12番、大坪涼子。 ○議長(伊藤明彦君) 大坪涼子君。 ◆12番(大坪涼子君) 1点伺いますけれども、保健福祉総合センターという名前なのですけれども、いずれ新しくできる役所の庁内にも保健課というのがたしかあったと思うのですが、この役割というか、両方の役割、あるいは保健福祉総合センターに設置されようとする課というのがどのようなものなのか伺います。 ○議長(伊藤明彦君) 当局答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  この保健福祉総合センターにつきましては、県立高田病院と隣接しているという立地を生かしまして医療介護連携を進めたいということで、基本的には保健課の現在の組織の中からは地域包括支援センター部分が保健課とすれば行くことになると考えております。 ○議長(伊藤明彦君) ほかに質疑はありませんか。 ◆15番(藤倉泰治君) 議長。15番、藤倉泰治。 ○議長(伊藤明彦君) 藤倉泰治君。 ◆15番(藤倉泰治君) 私も1点お聞きしますが、8の3の配置図なわけですけれども、もうすぐ県立高田病院がというふうなことで、ここに配置されていますが、それと比べても結構面積が大きいなというふうに思うのですが、県立高田病院の場合には中に中庭的な部分もあるのですが、配置といいますか、平面図の概略といいますか、その辺随分面積があるなというふうに思うものですから、その辺の平面図の概略をお尋ねいたします。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  敷地についてはこのとおりでございますが、駐車場に要する部分、あとは一部庭といいますか、そういった空間も若干ではございますが、建物の前に配置するというような内容になってございます。 ◆15番(藤倉泰治君) 議長。15番、藤倉泰治。 ○議長(伊藤明彦君) 藤倉泰治君。 ◆15番(藤倉泰治君) 建物の比較で、県立病院の建物の面積と、それから今度の保健センターの建物の平面図の概要といいますか、そういうことなのですが、敷地全体ではなくて建物についてお願いします。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  県立病院につきましては、延べ床面積が、資料では4,265平米となっています。これは2階建てということでございます。保健福祉総合センターについては平家建てということで、これの延べ床面積が1,357平米ということになってございます。 ○議長(伊藤明彦君) ほかに質疑はありませんか。 ◆14番(福田利喜君) 議長。14番、福田利喜。 ○議長(伊藤明彦君) 福田利喜君。 ◆14番(福田利喜君) 延べ床面積、お伺いをいたします。  この新しくできるというか、保健福祉総合センターは、かつて流失した市庁舎にあった部分の復旧をするという形だと思うのですが、前の庁舎の保健福祉センター部分と認められる部分の面積と比較してどの程度大きくなるのでしょうか。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  本保健福祉総合センターにつきましては、まず1つは御案内のございました庁舎2階部分にあった保健センターの部分と、機能とすれば交流スペースと、ふれあい教室と私どもは言っていますが、児童発達支援をする機能をここにあわせ持っているということでございまして、細かい数字は承知してございませんが、災害復旧ということで、保健センターについては従来面積同様の面積で、およそ600平米を確保しているということでございます。 ◆14番(福田利喜君) 議長。14番、福田利喜。 ○議長(伊藤明彦君) 福田利喜君。 ◆14番(福田利喜君) 今さまざまな新たな機能をつけ加えているということでございますが、これまでのさまざまな公共施設の復旧に関しては、既存の面積を一応基本とするという形で整備をされてきていたわけなのですが、今回約倍以上になっていますが、財源として600平米までは国の復興交付金が使えると思うのですが、残った部分、ふえた部分のものについては、財源的なものは、財源の裏づけというか、財源はどう確保されたのでしょうか。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  まず1つは、御案内のとおりの災害復旧費でございますし、あとは県のほうで基金を造成して医療再生といいますか、保健センター機能を全県で4つ失っていたわけですが、この各施設の再建に当たっては2億円の財政拠出をしていただけるということでございますし、他の財源につきましては起債により対応するという予定になってございます。 ◆14番(福田利喜君) 議長。14番、福田利喜。 ○議長(伊藤明彦君) 福田利喜君。 ◆14番(福田利喜君) ちょっとわからないのでお聞きしたいのですが、今回補正予算で4、1、3のところで、同じ名称で保健福祉総合センター建設事業費2億7,400万円、事業費がすぽっと補正予算の前の事業費とともに落ちているのですが、これは今回契約するものとまるっきり別なもので何か計画されていたのかどうか、その辺について説明を願います。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  補正予算の内容については、今回の入札が2月6日ということでございますし、年度内の着工、建設が困難だということで、29年度予算からはこの予算をおろしたということでございます。 ○議長(伊藤明彦君) ほかに質疑はありませんか。 ◆9番(佐々木一義君) 議長。9番、佐々木一義。 ○議長(伊藤明彦君) 佐々木一義君。 ◆9番(佐々木一義君) お聞きします。  この敷地の出入り口はどこになっているのでしょうか。車での出入り口。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  建物の立面図がございまして、南側でございますが、2つ玄関があるように見えますけれども、左側のほうは、これは健診等に使う際の出入り口というふうに考えてございますし、メーンの出入り口につきましては右側のところが出入り口になる建物となってございます。 ◆9番(佐々木一義君) 議長。9番、佐々木一義。 ○議長(伊藤明彦君) 佐々木一義君。 ◆9番(佐々木一義君) 右側が出入り口ということは、県立病院のほうの出入り口と同じ道路を使いますよね。県立病院にもBRTとかさまざま、コミュニティバスとかいろんな車が入ると思うのですけれども、あの狭さの道路で対応できるのかなというふうな不安があるのですけれども、いかがなものでしょうか。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長のほうからお答えいたします。  バスの乗り入れ等は、当保健福祉総合センターまでの乗り入れということは前提になってございませんで、県立病院と道路を挟んで建物を共有しているということで、両者で行き来しながらこれを使うというふうになってございますので、そういった建物を利用していただくと。当施設については、1つは県立病院の第2待合といいますか、そういった機能等も果たせればなというふうには思ってございます。 ◆9番(佐々木一義君) 議長。9番、佐々木一義。 ○議長(伊藤明彦君) 佐々木一義君。 ◆9番(佐々木一義君) こっちのほうにはバスは来ないと思うのですけれども、混雑しますよということで、その配慮を考えてもらいたいなというふうに思うのです、病院との連携の部分で。いかがでしょうか。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。 ◎民生部長(菅野利尚君) 民生部長からお答えいたします。  御懸念の車が多くて混雑するような際については、当施設のほうの駐車場等もある程度は十分なキャパと思っておりますので、そうした部分も利用していただきながら、混雑の緩和には努めたいと考えてございます。 ○議長(伊藤明彦君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第8号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第8号、陸前高田市保健福祉総合センター建設工事請負契約締結についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ○議長(伊藤明彦君) この際、午後1時まで休憩いたします。    午前11時59分 休   憩    午後 1時00分 再   開 ○議長(伊藤明彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の議事を継続いたします。 △日程第16 議案第9号 今泉保育所再建整備事業建築工事請負契約締結について ○議長(伊藤明彦君) 日程第16、議案第9号、今泉保育所再建整備事業建築工事請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎民生部長(菅野利尚君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 民生部長。     (民生部長 菅野利尚君登壇) ◎民生部長(菅野利尚君) 議案つづりの9の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第9号、今泉保育所再建整備事業建築工事請負契約締結につきまして、命により民生部長から御説明いたします。  提案理由でありますが、今泉保育所再建整備事業建築工事の請負契約を締結しようとして提案するものであります。  この整備工事につきましては、2月1日に入札を実施したところでありますが、東日本大震災に係る災害復旧・復興関連工事請負業者指名基準に基づき、業者指名運営委員会が選定した経常建設企業体による指名競争入札の結果、4億1,148万円で丸協建設株式会社・株式会社吉田建設経常建設共同企業体が落札したものであります。  この工事請負契約の締結につきましては、予定価格が1億5,000万円を超えることから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、工事の概要につきまして説明いたしますので、9の2ページをお開き願います。議案第9号説明資料その1、建築工事概要であります。目的でありますが、今泉保育所を整備しようとして施工するものであります。工事期間でありますが、議会の議決を得た日から平成30年11月30日までとするものであります。工事場所は、陸前高田市気仙町字三本松地内、工事内容は木造平家建て、延べ床面積909平方メートルを整備するものであります。  9の3ページは位置図、9の4ページは配置図、9の5ページは立面図でありますが、お目通し願います。  以上で議案第9号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◆15番(藤倉泰治君) 議長。15番、藤倉泰治。 ○議長(伊藤明彦君) 藤倉泰治君。 ◆15番(藤倉泰治君) 9の3、4ページについて伺いますが、新しいあそこの団地に小学校に並び、また今泉保育所ができるという点では、復興の一つの象徴にもなるかなというふうに思うのですが、あそこの敷地、周囲の状況は、比較的狭い道路が入り組んでいるような感じもしたわけですけれども、そういう意味で保育所の送り迎え等の際のスペース的な部分というのは、道路の関係で非常に気になるわけですが、どのような予定になっているのかお尋ねします。  それからもう一つは、今回木造平家建てということで、気仙小学校も木造、あわせて保育所も木造というふうなことで、大変景観上もいいのかなというふうに思うのですが、ただ契約する場合に地元木材をぜひ積極的に活用するというふうな点では、契約上どのような地元産材の活用という部分が規定されているのか、そのことについてもお尋ねいたします。 ○議長(伊藤明彦君) 当局答弁。 ◎子ども子育て課長(千葉達君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 子ども子育て課長。 ◎子ども子育て課長(千葉達君) 子ども子育て課長からお答えいたします。  まず、今泉保育所周辺の保護者の送迎の部分でございますが、9の3ページと4ページをお開きいただきたいのですけれども、特に9の4ページをごらんいただきますが、東側の方面から保護者の車が入ってまいりまして、今泉保育所内の駐車場で送迎、乗りおりを行い、その後また同様の入り口から出て家まで行くというような流れにはなっております。  また、もう一つお尋ねの地元産材の使用につきましては、契約上、特段地元産材というのを盛り込んでいるわけではございませんが、できる限り地元産材の利活用につきましては考慮してまいりたいと考えております。 ◆15番(藤倉泰治君) 議長。15番、藤倉泰治。 ○議長(伊藤明彦君) 藤倉泰治君。 ◆15番(藤倉泰治君) そうしますと、この9の4でいきますと、東側といいますか、擁壁側といいますか、その東側の道路に車をとめながら、そして東側が正面というふうなことで出入りというふうなことになっている、道路のいろんな通行上は支障はないのかどうか、もう一度お願いしたいと思います。  それから、地元産材については、今いろんな地元産材そのもの、それからその加工やいろんなパターンで、なかなか地元だけでは全て完結できないような、木材とはいってもそういう類いの部分も相当あるなというふうに思っているのですが、地元の産業振興からすれば極力地元産材をというふうな点で、よりこういった請負の業者の方々との確認といいますか、そのことも非常に重要かなというふうにも思うのですが、その点について改めてお願いします。 ○議長(伊藤明彦君) 答弁。
    子ども子育て課長(千葉達君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 子ども子育て課長。 ◎子ども子育て課長(千葉達君) 子ども子育て課長からお答えいたします。  まずもちまして9の4ページの配置図、東側の入り口の部分でございますが、ここは若干の傾斜、のり面になっておりまして、そこから上り坂で駐車場の中に入ってくるというような流れになります。ですので、送迎の際は道路に車を停車してという形ではなく、駐車場の中まで入って、そこで乗りおりを行うというような流れになっております。  また、地元産材のお尋ねにつきましても、特にも施工業者とも綿密な調整を行いながら、その積極的な利活用については検討してまいりたいと考えております。 ○議長(伊藤明彦君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第9号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第9号、今泉保育所再建整備事業建築工事請負契約締結についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第17 議案第10号 財産の取得について ○議長(伊藤明彦君) 日程第17、議案第10号、財産の取得についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎復興局長(熊谷正文君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 復興局長。     (復興局長 熊谷正文君登壇) ◎復興局長(熊谷正文君) 議案つづりの10の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第10号、財産の取得につきまして、命により復興局長から御説明いたします。  提案理由でありますが、今泉地区防災集団移転促進事業の用に供する土地を取得しようとして提案するものであります。  この財産の取得につきましては、陸前高田市市有財産取得処分取扱要綱に基づき、1月30日に開催した市有財産取得処分審議会において取得予定価格を決定したものであり、用地の面積が5,000平方メートルを、取得予定価格が2,000万円をそれぞれ超えることから、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  取得する財産でありますが、所在地は陸前高田市気仙町字三本松4番5ほか22筆、面積は5万8,775平方メートル、取得予定価格は6,439万9,500円であります。  次に、内容について御説明いたしますので、10の2ページをお開き願います。議案第10号説明資料その1、取得概要であります。取得する財産の地目、筆数は、畑1筆、山林22筆、計23筆で、相手方は陸前高田市土地開発公社であります。  10の3ページをお開き願います。議案第10号説明資料その2、従前地の位置図であります。  10の4ページをお開き願います。議案第10号説明資料その3、仮換地後の位置図であります。  この土地につきましては、今泉地区被災市街地復興土地区画整理事業区域内において、陸前高田市土地開発公社が先行取得した用地を従前の地番において取得しようとするものであり、仮換地後の用地を防災集団移転促進事業用地として分譲または賃貸するものであります。  以上で議案第10号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第10号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第10号、財産の取得についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第18 議案第11号 財産の処分について ○議長(伊藤明彦君) 日程第18、議案第11号、財産の処分についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎総務部次長(佐藤伯一君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 総務部次長。     (総務部次長 佐藤伯一君登壇) ◎総務部次長(佐藤伯一君) 議案つづりの11の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第11号、財産の処分につきまして、命により総務部次長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、岩手県立高田病院新築工事の用地として市有地の一部を処分しようとして提案するものであります。  この財産の処分につきましては、陸前高田市市有財産取得処分取扱要綱に基づき、1月30日に開催した市有財産取得処分審議会において処分予定価格を決定したものであります。  処分する財産の面積が5,000平方メートルを、処分予定価格が2,000万円をそれぞれ超えることから、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  処分する財産でありますが、所在地は陸前高田市高田町字下和野63番2ほか72筆、面積は9万7,127.43平方メートル、処分予定価格は2億1,867万1,194円であります。  次に、内容について御説明をいたしますので、11の2ページをお開き願います。議案第11号説明資料その1、処分概要であります。処分する財産の地目、筆数は、田から雑種地まで合計73筆であります。相手方は岩手県であります。  次の11の3ページをお開き願います。議案第11号説明資料その2、従前地の位置図であります。  次の11の4ページをお開き願います。議案第11号説明資料その3、仮換地後の位置図であります。  なお、これらの土地につきましては、高田地区被災市街地復興土地区画整理事業区域内において、従前の地番において取得したものであり、仮換地後の用地を県立高田病院新築工事用地として岩手県に売却するものであります。  以上で議案第11号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第11号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第11号、財産の処分についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第19 議案第12号 訴え提起前の和解の申立てについて ○議長(伊藤明彦君) 日程第19、議案第12号、訴え提起前の和解の申立てについてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎建設部長(阿部勝君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 建設部長。    (建設部長 阿部勝君登壇) ◎建設部長(阿部勝君) 議案つづりの12の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第12号、訴え提起前の和解の申立てにつきまして、命により建設部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、市道誂石線道路整備事業に伴う用地取得において、所有者不在の土地の所有権の保存の登記をするに当たり、市が所有権を有することについて、不在者財産管理人と市との間で争いがないことから、民事訴訟法第275条第1項の訴え提起前の和解の申し立てをしようとして提案するものであります。  和解の内容は、陸前高田市気仙町字神崎56番、畑、1,640平方メートルのうち497.86平方メートルの土地について、市が所有権を有することを確認するものであります。  以上で議案第12号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第12号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第12号、訴え提起前の和解の申立てについてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第20 議案第7号 陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結について △日程第21 議案第13号 陸前高田市営農拠点施設の指定管理者の指定について △日程第22 議案第14号 陸前高田市市営住宅の指定管理者の指定について △日程第23 議案第15号 平成29年度陸前高田市一般会計補正予算(第6号) △日程第24 議案第16号 平成29年度陸前高田市下水道事業特別会計補正予算(第4号) △日程第25 議案第17号 平成29年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) △日程第26 議案第18号 平成29年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) △日程第27 議案第19号 平成29年度陸前高田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号) △日程第28 議案第20号 平成29年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) △日程第29 議案第21号 平成29年度陸前高田市介護保険特別会計補正予算(第4号) △日程第30 議案第22号 平成29年度陸前高田市水道事業会計補正予算(第3号) △日程第31 議案第23号 陸前高田市コミュニティセンター条例及び陸前高田市公民館条例の一部を改正する条例 △日程第32 議案第24号 陸前高田市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例 △日程第33 議案第25号 陸前高田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 △日程第34 議案第26号 陸前高田市国民健康保険条例の一部を改正する条例 △日程第35 議案第27号 陸前高田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第36 議案第28号 陸前高田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第37 議案第29号 陸前高田市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第38 議案第30号 陸前高田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第39 議案第31号 陸前高田市介護保険条例の一部を改正する条例 △日程第40 議案第32号 陸前高田市防災会議条例の一部を改正する条例 △日程第41 議案第33号 陸前高田市国民保護協議会条例の一部を改正する条例 △日程第42 議案第34号 陸前高田市消防法等の事務に係る手数料条例の一部を改正する条例 △日程第43 議案第35号 陸前高田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例 △日程第44 議案第36号 陸前高田市漁具保管施設条例 △日程第45 議案第37号 陸前高田市景観条例 △日程第46 議案第38号 平成30年度陸前高田市一般会計予算 △日程第47 議案第39号 平成30年度陸前高田市下水道事業特別会計予算 △日程第48 議案第40号 平成30年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第49 議案第41号 平成30年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計予算 △日程第50 議案第42号 平成30年度陸前高田市国民健康保険特別会計予算 △日程第51 議案第43号 平成30年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第52 議案第44号 平成30年度陸前高田市介護保険特別会計予算 △日程第53 議案第45号 平成30年度陸前高田市水道事業会計予算 ○議長(伊藤明彦君) 日程第20、議案第7号、陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結についてから日程第53、議案第45号、平成30年度陸前高田市水道事業会計予算までの執行前提案3件、補正予算案8件、条例案15件及び新年度予算案8件の計34件を一括して議題といたします。  本34件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎副市長(岡本雅之君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 副市長。    (副市長 岡本雅之君登壇) ◎副市長(岡本雅之君) ただいま議題となりました議案第7号及び議案第13号から議案第45号までの34件につきまして、命により副市長から提案理由の御説明を申し上げます。  初めに、議案第7号、陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結につきましては、陸前高田市被災市街地復興整備事業の変更業務委託契約を締結しようとして提案するものでございます。  次に、議案第13号、陸前高田市営農拠点施設の指定管理者の指定につきましては、陸前高田市営農拠点施設の指定管理者を指定しようとして提案するものであります。  次に、議案第14号、陸前高田市市営住宅の指定管理者の指定につきましては、陸前高田市市営住宅の指定管理者を指定しようとして提案するものであります。  次に、議案第15号から議案第22号までの補正予算につきましては、主に年度末を迎えての事業費の精査に伴う補正措置をしようとするものでございます。  議案第15号、平成29年度陸前高田市一般会計補正予算(第6号)でありますが、ふるさと納税等寄附金の積立金及び事業費の精算等に伴う補正、繰越明許費の計上、債務負担行為及び地方債の補正をしようとするものでございます。  次に、議案第16号、平成29年度陸前高田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正、繰越明許費の計上及び地方債の補正をしようとするものでございます。  次に、議案第17号、平成29年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正及び地方債の補正をしようとするものでございます。  次に、議案第18号、平成29年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正、繰越明許費の計上及び地方債の補正をしようとするものでございます。  次に、議案第19号、平成29年度陸前高田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第20号、平成29年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でありますが、保険料収入の増等に伴う広域連合納付金の補正をしようとするものでございます。  次に、議案第21号、平成29年度陸前高田市介護保険特別会計補正予算(第4号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第22号、平成29年度陸前高田市水道事業会計補正予算(第3号)でありますが、事業内容の精査に伴い、決算を見込んだ補正をしようとするものでございます。  次に、議案第23号、陸前高田市コミュニティセンター条例及び陸前高田市公民館条例の一部を改正する条例につきましては、小友地区コミュニティセンターの整備に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第24号、陸前高田市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例につきましては、国民健康保険法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第25号、陸前高田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第26号、陸前高田市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、国民健康保険法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第27号、陸前高田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第28号、陸前高田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第29号、陸前高田市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法施行規則の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第30号、陸前高田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第31号、陸前高田市介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、陸前高田市高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画の策定に伴い、介護保険料率を改定しようとして提案するものでございます。  次に、議案第32号、陸前高田市防災会議条例の一部を改正する条例につきましては、陸前高田市防災会議の委員の定数等を変更しようとして提案するものでございます。  次に、議案第33号、陸前高田市国民保護協議会条例の一部を改正する条例につきましては、陸前高田市国民保護協議会の委員の定数を変更しようとして提案するものでございます。  次に、議案第34号、陸前高田市消防法等の事務に係る手数料条例の一部を改正する条例につきましては、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、手数料を改定しようとして提案するものでございます。  次に、議案第35号、陸前高田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例につきましては、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定めようとして提案するものでございます。  次に、議案第36号、陸前高田市漁具保管施設条例につきましては、陸前高田市漁具保管施設の設置及び管理に関し、必要な事項を定めようとして提案するものでございます。  次に、議案第37号、陸前高田市景観条例につきましては、市民、事業者等及び行政の協働による地域の特性を生かした良好な景観の形成と保全を図るため、景観法の実施に関し、必要な事項を定めようとして提案するものでございます。  次に、議案第38号から議案第45号までの8件は、平成30年度の各会計予算でございます。  まず、議案第38号、平成30年度陸前高田市一般会計予算でありますが、陸前高田市震災復興計画の最終年度となることから、復興事業の確実な実施を図り、またまち・ひと・しごと総合戦略に基づく各種事業の実施が図られるよう予算編成に努めたところであり、895億4,700万円を措置したものでございます。  次に、議案第39号、平成30年度陸前高田市下水道事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費及び汚水管渠整備費等で8億4,746万7,000円を措置したものでございます。  次に、議案第40号、平成30年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費等で6,264万4,000円を措置したものでございます。  次に、議案第41号、平成30年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費及び汚水管渠整備費等で1億1,109万4,000円を措置したものでございます。  次に、議案第42号、平成30年度陸前高田市国民健康保険特別会計予算でありますが、事業勘定におきましては国民健康保険の運営経費で24億5,702万円を措置し、診療施設勘定では二又及び広田診療所の運営費等で1億7,036万2,000円を措置したものでございます。  次に、議案第43号、平成30年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計予算でありますが、後期高齢者医療に係る運営費で2億2,506万3,000円を措置したものでございます。  次に、議案第44号、平成30年度陸前高田市介護保険特別会計予算でありますが、保険事業勘定では介護保険の運営費で25億8,259万9,000円を措置し、介護サービス事業勘定では介護予防・生活支援サービス事業費等で759万6,000円を措置したものでございます。  次に、議案第45号、平成30年度陸前高田市水道事業会計予算でありますが、収益的収支においては、収入で5億9,822万8,000円、支出で5億7,423万2,000円としております。資本的収支では、市内配水管整備事業等を行うこととしており、収入で9億7,028万4,000円、支出で10億6,707万9,000円となり、収入が支出に対して不足する額9,679万5,000円については、当年度分損益勘定留保資金等で補填しようとするものでございます。  以上、提案理由の概要を申し上げましたが、これらの議案の細部につきましては、審議に際しまして関係部課長等をして説明をさせていただきますので、慎重に御審議の上、御賛同くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(伊藤明彦君) ただいま議題となっております議案第7号、陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結について及び議案第13号、陸前高田市営農拠点施設の指定管理者の指定についてから議案第45号、平成30年度陸前高田市水道事業会計予算までの執行前提案3件、補正予算案8件、条例案15件及び新年度予算案8件の計34件については、議事の順序を省略してお諮りいたします。  本34件については、議長を除く議員全員をもって構成する予算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 御異議なしと認めます。  よって、本34件については予算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) ただいま設置されました予算等特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く議員全員を指名いたします。 ○議長(伊藤明彦君) 予算等特別委員会の正副委員長互選のため、同委員会を来る3月1日、本会議散会後、この議場に招集いたします。 ○議長(伊藤明彦君) この際、御連絡いたします。  明22日から26日までは休会、27日から3月1日までは一般質問を行います。 ○議長(伊藤明彦君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後 1時36分 散   会...